1982-05-12 第96回国会 衆議院 決算委員会 第3号
○吉野(実)政府委員 いま長官の発言の引用がありましたけれども、われわれといたしましては前向きに、誠意を持って、タイミングとしてずれることがないように一生懸命にやりたい、そういうように考えております。
○吉野(実)政府委員 いま長官の発言の引用がありましたけれども、われわれといたしましては前向きに、誠意を持って、タイミングとしてずれることがないように一生懸命にやりたい、そういうように考えております。
○吉野(実)政府委員 先生のおっしゃるように、まさに結論を考えなければならないような時期に来っていると思います。われわれといたしましては、先ほど申し上げましたような手順で誠意を持って積極的にこの問題に取り組んでいきたいと考えております。
○吉野(実)政府委員 岩国飛行場の沖合い移設の問題ですが、詳しく先生から説明をされましたので多くは申しませんけれども、昭和四十八年に岩国基地を沖合いに移設することができるかどうかという調査を始めました、技術的に可能かどうかということを始めまして、技術的な移設は可能であるという結論は出たのですけれども、いかにせんお金がかかり過ぎる、こういうことで、再度基地の安全といいますか、住民に対する安全、障害を軽減
○政府委員(吉野実君) 詳しくは説明いたしません、先生よく御存じのようでございますから。 つまり沖合い施設が技術的に可能かどうかということを長い間かかって調査をいたしました。それは膨大な金がかかるということで、これではなかなかむずかしいだろう、こういうことになって五十六年度の調査において沖合い施設について障害の緩和、危険の防止というような点からとり得べき経済的効率的な方策というもの、措置はどういうものかということを
○吉野(実)政府委員 技術的な積み上げでございますので、いまここで五十八年度に必ずできますということを申し上げる立場にはございませんけれども、従来からの交渉のいきさつ、置かれておるわれわれ施設庁の立場から考えまして、われわれとしては五十八年度未までにできるように万全の努力をいたしたいと思っております。
○吉野(実)政府委員 先ほど来からお話をさしてもらっておるわけなんですけれども、われわれの方といたしましては、妥当な原状回復ができるようにお金は補償いたします、こういう立場でおるわけです。ただ、先ほどの話にちょっと触れますけれども、われわれの方といたしましては金だけ払っていればいいのかというと、そういうわけにもいかない特殊な環境というか事情にありますので、たてまえ上あるいは契約上は金だけ払って後でおやりなさいというふうに
○吉野(実)政府委員 先生がおっしゃったように、基地を使用させていただいている間はいろいろお世話になったことは事実でございますが、返還になりますとその土地はもはや基地ではありませんので、われわれの方が買い上げるということはなかなかむずかしい。しかし、返還された土地がいろいろ問題を抱えて再開発で悩んでおられるということは、われわれとしてもよく耳を傾けなければならない、こういうふうに思うわけでございます
○政府委員(吉野実君) まことに先生方御熱心にそういう問題に関心を持っていただきまして、私の方も、基地の管理は海上自衛隊がやっているわけですけれども、海上自衛隊自身もそういう基地対策という面から、住民等に不満とか不安を起こすということは非常に心配をしているわけで、実はそれ以後、米側も非常に日本側に対して同調をしたといいますか理解を示して、いい態度になっておるわけですが、実はこの間も申し上げましたけれども
○政府委員(吉野実君) 先般の御質問で先生からお話がありました、防衛施設庁の人間があるいは横浜施設局の人間が、先生が質問しないのでゴルフはもうやってもいいんだ、こういうことを言ったのはけしからぬと、こういうお話があって、まことにそうだとすればけしからぬ話だと私も思いまして、誠意を持って調査をいたしますと申し上げました。早速私の方で調査をいたしました。調査の対象は、横浜施設局全員とそれから米厚木ゴルフ
○政府委員(吉野実君) 順序を追ってお答えをいたしますが、まず最初の、いま暫定法によりまして沖繩の基地が米軍に適用されておるんですけれども、五月十五日にその暫定法の期限が参ります。現在政府は何をしておりますかと申しますと、米軍用地特措法に基づきまして県の収用委員会に合意が成立していない、つまり大多数のものにつきましては、米軍基地の所有者大多数のものにつきまして、数字で申し上げますと九九%ぐらいの方につきましては
○政府委員(吉野実君) 初めて聞いたことでございますけれども、そういうことは私はあり得ないことだと思いますけれども、せっかく先生おっしゃることでございますので、私もそんなことが本当にあったのかどうか、まじめに、それこそ積極的に調査をいたしたいと思います。
○政府委員(吉野実君) まず厚木の騒音の関係でございますが、ミッドウェーが長期間横須賀に停泊しているという関係で、着艦訓練を厚木の飛行場でやっていたということはこの間申し上げたとおりであります。そのために、ふだんの場合に比べまして騒音が高くなった、これも先生の御指摘のとおりでございます。 この間、三月十八日に先生から御指摘がありまして、早速私といたしましても米軍の関係責任者にその趣旨を申し入れまして
○政府委員(吉野実君) 厚木のミッドウェー艦載機の着陸訓練につきましては、だんまりで米軍が実施したわけではございませんので、その前にわれわれの方に何回も接触がありまして、こういう形でやりたいと、たとえば四機で飛びたい、こういう話がありました。私の方は四機ではいかぬと、合同委員会の合意によれば二機であるよと、そういうことで向こうと調整をして、それを守るということで訓練のスタートをしたような次第でございまして
○政府委員(吉野実君) 綾瀬、大和、相模原及び座間の市長から文書によりまして抗議が来ておりますけれども、夜間の着陸訓練の自粛を要請する、受忍の限度を超えることがある、飛行訓練の停止について米側に要請するよう要望する、訓練の自粛を要望する、合同委員会合意の厳守を要請する、以上の趣旨の抗議であります。
○政府委員(吉野実君) 横浜の米軍機墜落事故のその後の状況でございますけれども、米軍機墜落事故による損害賠償につきましては、四十九世帯について完了いたしまして、なお四世帯が残っておるということになっております。特に、先ごろ亡くなられた和枝さんにつきましては、これまで医療費、看護料等を月々支払い、またその療養にはできる限りの御協力をさしていただいたわけですけれども、このたび不幸な事態になって、まことにお
○政府委員(吉野実君) 米軍の方からいろいろ基地の使用の仕方に頻度を増すとか、あるいは大規模な演習をするとか、そういう要望も一方にありますし、同時にまた、駐留経費の負担の軽減を求めるというような期待があることは御存じのとおりですが、先ほど来申し上げておりますように、わが方といたしましては地位協定がありますので、その範囲内でやるということでございまして、おのずから限度はあろうかと思います。
○政府委員(吉野実君) 日本とアメリカとのハワイ会談等あるいは大臣レベルの会談等で、駐留軍の経費の負担を少なくするように努力をいたしてもらいたいという期待があるし、日本の方もそれについては理解を示しておるわけでございまして、われわれとしてもそういうふうに努力をしてまいりました。 しかし、法律上といいますか条約上の——地位協定ですが、限度がありますので、労務費の負担につきましてはこれ以上項目をふやすというわけにはまいりませんけれども
○政府委員(吉野実君) 例として五十六年度の予算について申し上げますと、駐留軍に係る予算の数字は千六百二十億ということになっております。これに基地、国有地を駐留軍のために提供していますから」、それを借料等で換算をいたしますと、いうところの十億ドルという数字になるわけでございます。
○政府委員(吉野実君) 那覇港湾施設返還に関係いたしまして、具志川市へ貯油タンクを移設するということが決まったわけでございますが、貯油施設のうち六基、四十六万バレルを具志川市の陸軍貯油施設内へ移設するということで地元と調整をいたしました。それで、昭和五十三年に契約をいたしまして、主体本工事は、契約をいたしましてでき上がってくるのはことしの年度末ということになるわけでございますが、そこでお尋ねの契約相手方
○政府委員(吉野実君) 横須賀長井住宅の建設工事発注をめぐりまして、一部の新聞に天の声があったのではないか、施設庁OBの再就職の際の手みやげ工事であったのではないか、入札参加業者間の談合があったのではないか等の疑惑が報道されたのでありますが、報道の直後本件工事の契約を留保いたしまして、横浜防衛施設局を中心に調査を行うことにいたしました。自後、同局におきまして、三月の上旬までに報告が来たわけでございますけれども
○政府委員(吉野実君) 横須賀の長井住宅の建設工事の発注をめぐりまして天の声があったのではないか、施設庁のOBの再就職の際に、手みやげ工事ではなかったのか、入札参加業者の間に談合があったのではないか、予定価格が漏れたのではないか、見積もりをやっていなかったのではないか等の疑惑があるということでありましたが、これは報道された後、国会でも御質問を受けたわけですけれども、報道直後から一カ月半にわたりまして
○吉野(実)政府委員 順序は前後いたしますけれども、先に軍港施設の問題と天願桟橋の問題、その二つをお答えいたします。那覇港湾施設につきましては、安全保障協議委員会の十五回の会合におきまして、移設措置とその実施に係る合意の成立後返還されることが了解されているところ、先生御存じのとおりですが、現在、県、関係市町村の意向を勘案しながら本施設、区域の機能、性格に見合った移設の適地の選定について検討中でありますけれども
○吉野(実)政府委員 施設庁の発注する工事につきまして疑惑が持たれたということはまことに遺憾なことでございまして、われわれとして深く反省をいたしておるところであります。今後のわが庁の工事発注に際しましては、先生の御趣旨にのっとりまして、一層の厳正、公平さを確保できるように万全の努力をいたしたいと思います。
○吉野(実)政府委員 先生からるる御説明をいただきましたので、私の方から余り重複する必要はないと思うのですが、岩国の飛行場基地につきましては、もう長年にわたりまして沖合い移設の、物理的といいますか技術的なフィージビリティースタディーをやってまいりました。出てきたところが、どうも金がかかり過ぎて経済的ではない、そういうことで、今般は安全とそれから障害の緩和、そういうことを考えまして、しかも、なおかつ経済的
○吉野(実)政府委員 米軍に対してわれわれの方としては基地を提供しております。それで、米軍の訓練のしさいについてわれわれは承知する立場ではありませんが、本件の訓練が基地の外で宙づりをやった、これは地位協定との関係も考えて好ましいことではない、そういうことではっきりと申し入れを行いまして、在沖縄の最高司令官が、もうこの訓練は申しわけなかったからやめるということをはっきり言っておりますから、ストップになったことは
○吉野(実)政府委員 ああいう大変悲惨な事故がありまして、われわれの方といたしましても、最初のころはいろいろと戸惑ったわけでございますけれども、先生方のいろいろなアドバイスをちょうだいいたしまして、及ばずではございましたけれども、施設庁としてできるだけのことはやってきたというふうに思っております。しかしながら、先般和枝さんがお亡くなりになってしまった。私も、実はお子さんのお墓にも参りましたし、病院に
○吉野(実)政府委員 先生御指摘のように、ある新聞に本件の工事に絡んで疑惑があるのではないかというような記載がありましたので、早速契約を留保いたしまして、いろいろな事実関係を調査をしている段階でございます。一部調査を一応終わったところもありますが、全体としてまだ中途のところでございますので、調査の内容についてはいまここで申し上げるわけにまいりませんが、いずれにいたしましてもこういうことを記事にされたわけでございますので
○吉野(実)政府委員 私の方といたしましても、先生の御趣旨を体しまして、来年になりますと使用協定の改定の問題、更改の問題がありますから、善処いたしたいと思います。
○吉野(実)政府委員 入会協定を締結するようにいたしましょうという確認がなされたことは存じておりますが、私の方もこれに対してリラクタントではないわけでありまして、地元でいろいろ調整が残っているもののようでございますので、そういう調整が済み次第、私の方はこれを受けて前向きに検討をいたしたい、こういうふうに思っております。
○吉野(実)政府委員 北富士演習場は、御存じのように東富士演習場と並びまして長距離射程訓練ができる自衛隊及び米軍にとって必要な演習場でありますので、防衛施設庁といたしましては、本演習場の使用と周辺地域の発展とを両立するための必要な措置を講じ、その安定的使用が図れるように努力してまいったことは先生御存じのとおりであります。その一環といたしまして、昭和四十八年、本演習場が自衛隊施設に使用転換をされるのを
○政府委員(吉野実君) 先生御指摘のとおり、本件につきましては、いま、一月二十二日に入札が終わった後、契約を留保しております。本件工事の入札に関しましては、疑惑があるというそういう報道がありましたので、そういう事項について、いま横浜防衛施設局において調査を実施しているところでございます。調査の結果を待って適正に対処したいと考えております。結論の時期につきましては、たとえば外部の調査、外部の人たちにいろいろ
○吉野(実)政府委員 中央指揮所の補足説明の件については後ほどちょっと調べましてから申し上げますけれども、横須賀の住宅建設につきましての補足説明の件は、私の知っておりますところによりますと、上物はもうすでによろしいのですが、くいを打つ部分、つまり地下の面につきまして工法を変えた、つまり、三千万ばかり安上がりの工法にしないといけないということで一月に入って工法を変えた、そういうことによって補足説明の必要
○吉野(実)政府委員 横須賀の住宅のことについて申し上げますと、十二月の十七日に指名通知を行いまして、十二月十八日に図面説明を行う。補足説明は一月に入ってもやっておりますけれども、もちろんことしのことですが、一月二十二日に入札、こういうことになっております。
○吉野(実)政府委員 業者の指名をいたします場合は、施設庁の場合ですが、登録会社から指名をいたしまして、指名をいたしました後で現場説明をする場合もあるし、図面説明だけで終わらせる場合もあります。その後で入札を行う。もちろん皆さん見積もりをやるわけですが、うちの方では予定価格をつくりますし、入札をやって落札が決まる、こういうことです。
○政府委員(吉野実君) お答えをいたします。 地位協定第二十四条の二項によりますと、地位協定の二条及び三条に書いてありますようなすべての施設は、この協定の存続期間中に無償でもって提供するということになっておるわけであります。在日米軍の施設の整備につきましては、米軍の駐留を円滑かつ効果的ならしめるために、個々の事案に即しまして、この二十四条第二項の規定によって行われておるわけであります。 いま申しました
○政府委員(吉野実君) お答えをいたします。 ハリアパッドの話が出ましたけれども、ハリアパッドの建設につきましては、従来すでに北部演習場にヘリコプターの広場がありまして、今回バリアをそこへ持ってくるというので、その周りの木を切って広場をそのまま使う、これは米軍と協議し、地元ともいろいろ意見を聞いて決めたところであります。一般的に申しまして、沖縄の北部演習場につきましては、水資源の確保の必要性とか、
○吉野(実)政府委員 お答えをいたします。 第一点の、日米合同委員会にもう一回かけるのかどうかということでございますが、基本的には昭和五十二年、それに続く合同委員会でもってもう合意はされております。今度正式に返還をされる前には、所定の移設工事をするということが条件でありますので、そういうことが予定どおりできているかどうかということを確認することが主体となりまして、合同委員会に上程をすることになっております
○吉野(実)政府委員 お答えをいたします。 実は残念ながら私、技術のことはよくわからないということが一つ、それからもう一つ、まだ現地にタンクの実情を調べておりませんので、マグニチュード八のときに絶対安心だということを申し上げる勇気はございません。
○吉野(実)政府委員 お答えをいたします。 先生がそういう質問をされたことを私も存じておりますが、それにつきまして米側に厳重な申し入れをいたしまして、鶴見の地区につきましては、日米合同委員会におきましてすったもんだしたあげく日米間で合意ができまして、五項目にわたる防災対策をするということになって現在進行中であります。 今後の話でございますけれども、先ほど大臣から説明がありましたとおりでございまして
○吉野(実)政府委員 いまお尋ねの消防施設が十分機能するような体制にあったかどうかというお話でございますけれども、詳細について私の方は存じておりませんが、このことだけは申し上げられると思うのです。それは何かというと、小柴の火災に少なくともそのときは十分でなかったので、他地域、すなわち横須賀から消火剤を至急緊急輸送でもって運んできて、それでもって消火をした、こういうことだけわかっております。